ハワイの医療保険と病院事情

お客さんからの質問でよくあるのが

ハワイの医療と保険についての質問です。

今回は その辺の事情を書いてみますね。

よく言われることですが

アメリカの医療費は高い。

そして 保険料も高い。

日本のような 国民健康保険制度はありません。

アメリカでは 一般には 医療保険は

民間の保険会社の保険を

買うということになります。

これが 当然 高い。

ピンからキリまで

色々な種類の保険がありますが

カバー率の高い いい保険だと

夫婦二人で 1ヶ月の保険代が

約 1500〜2000ドルくらいでしょうか

なので カバー率の低い保険を買うという

選択肢もあるのですが

これだと 歯科 眼科 が適応外だったり

薬がカバーされなかったり

決まったドクターや病院 にしか行けなかったします。

もちろん 会社勤めの場合は

労働時間が一定の時間数を超えると 会社が負担してくれますので

職探しの時には 医療保険に対する福利厚生が

大きなポイントにもなるわけです。

ただ この会社負担の保険も

会社が入る保険の種類によって

カバー率の高い低いはありますし

病院が指定されてることもあります。

なので 保険のために会社勤めしてるという人も

決して 少なくはありません。

逆の立場から言うと 雇用主も大変です。

従業員 のために高額な保険を 保険会社 から買わなければなりませんから

保険料が払えない人のための 低所得者用の保険などもあるのですが

無保険の人も当然います(今はオバマケアで無保険は禁じられていますが)

なので 病院に行くと まず聞かれるのが

症状よりも 保険の有無です。笑

医療費の支払いをその場で(病院で)することは

ほとんどありません。

後日 保険会社から請求書が届くのです。

病院が 治療費を保険会社に請求して

保険会社が病院に支払います。

そして 保険会社でカバーされない金額が

患者に請求されるということです。

なので 明細を見ると

いくらの治療費で

保険会社がいくらを負担したかが

はっきりわかります。

高額の場合は ローン を組むこともできます。

実は 立場が最も強いのが保険会社で

保険会社が患者を病院に斡旋してるような

感じですね。

ちなみに ハワイだと

盲腸の手術をすると

300万円(日本円)くらい かかると言われてます。

入院費も高いので

あまり入院させてくれません。

入院費用も 1泊 3000〜5000ドルくらい掛かります。

日本のように 手術の1週間前から入院して

術後1週間入院させてくれるなんてないですね。

(もちろん 病状にもよりますが)

手術して 次の日に退院なんて普通で

帰宅後に 麻酔が切れて

そこから 痛みとの戦いが始まるのです。

出産も基本的には

翌日 に帰されます。

とにかく スパルタ です。笑

なので 大病したら 日本で治療を受けたいという

日本人の気持ちはよく分かります。

医療の最先端のアメリカと日本

どちらがいいとは 一概には言えませんが

日本の 国民健康保険は本当に素晴らしい制度だと思います。

なんとか この制度は守るべきです。

噂によると アメリカの保険会社が日本市場を狙ってるらしいのです。

もしも 日本の保険制度が破綻したら

アメリカのように 民間の保険会社が必要になります。

そこを アメリカの会社が狙ってるという 噂 です。

ちょっと脱線しました。

結局のところ

なによりも 健康 が一番!

ということになりますね。

それと ハワイに旅行に来る人は

絶対に 海外旅行保険に加入してくるべきです。

(この件については また書きますが)

アメリカでの医療費はほんと高いですよ〜

クレジットカードに付いてる

付帯保険なんて全然アテになりませんから

突然のアクシデントなどで 手術→入院 で 

数千万円の請求なんていう話も 噂ではなく事実ですよー

海外旅行保険は忘れずに〜!

HEALTHY LIFE !!!