ハワイファイブオーの本部はハワイ州最高裁判所
先日 遂に最終回を迎えた
ハワイファイブオー
HAWAII 5-0
2010年から続いた 刑事物アクションドラマで
ほぼ全編が ハワイロケということで
日本でも ハワイ好きな人に大人気になりました。
そんな ハワイファイブオー の本部として使われていた建物が
ハワイ州最高裁判所 なんです。
場所はダウンタウンで あの カメハメハ1世 の銅像の裏になります。
そして なんと 建物内が無料で見学できるのです!
ハワイ州最高裁判所
アリイオラニハレ とも呼ばれている
カメハメハ司法史センター です。
この建物が 歴史的な建造物なのですが
1874年に完成して
ハワイ王国(当時はハワイ王国です)
最初の政府ビルとして
立法府 財務局 衛生局 教育委員会
そして 最高裁判所が置かれました。
現在では 司法史センターとともに
司法事務局 と 最高裁判所が置かれています。
1階の司法史センターでは
古代ハワイアンの KAPU制度から
近代の法律と裁判制度へと移り変わった
1000年の ハワイの司法の歴史を学べるようになってます。
入場は無料ですが
空港でのセキュリティーチェック並みの
荷物検査があるので 危険物は持って行かないようにしてくださいね〜(笑)
まずは ハワイの伝統的な KAPU制度から
近代化までの 貴重な資料などが見学できます。
初期の陪審員席 最初の裁判所の模型
1850年当時の ダウンタウンの模型など
なかなか 興味深い物が見物できます。
ちなみに KAPU制度 とは
タブー とか 掟 みたいな意味になるのですが
自然界に対するリスペクトを守るという制度だったということですが
それとともに 支配者(ハワイ語でアリイ)が
人々を支配するために定めた厳しい戒律で
掟を破った者は 死刑になったと言われてます。
現代では それが 法律 とういうことになりますね。
今でも ハワイアンの神聖な場所には
KAPU のサインがあり
そこには 部外者の立ち入りは禁止されてます。
最初の ギャラリーを見たあとは
1913年の法廷 を見物しましょう。
当時使用されていた調度品で 当時そのままの法廷が再現されていて
現在でも 色々な講義 演劇 模擬裁判 セミナー
などに 利用されています。
時々 子供達が授業の一環として訪れて
模擬裁判をしながら 司法の勉強をしてます。
さて 裁判の勉強が終わったら
戒厳令下のハワイ も見てみましょう。
1941年〜1944年 には ハワイに戒厳令が出されてました。
もちろん 太平洋戦争 の影響です。
当時の 緊迫した様子がわかる展示物や
写真などを見ることができます。
その当時は ハワイの人口の約半分は日系人でした。
そして彼らは 敵性アメリカ人ということで
強制収容所に送られたりして
大変な苦労をされてるんです、、、。
展示場は1階のみなのですが
2階に上がって写真の撮影はできますので
この歴史的な建造物の隅から隅まで
巡ってみてください。
そして ハワイファイブオー のフアンの人は
ファイブオーのメンバーになった気分に浸ってくださいね〜!
ちなみに ドラマの中で 警察署として使われていた建物も
この並びにあります。
HAVE A GREAT DAY !!!